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公演特設サイト

山本ベーカリーを営む父が亡くなって2年。
6人兄弟の山本家は、すでにそれぞれ独立して、
今や自宅で暮らすのは次男と長女だけ。

そしてついに次男が結婚!!
山本家は華やいでいた。

しかし婚約者が山本家に訪れるその日、
蒸発したはずの長男が帰ってきたからさあ大変!!
四朗五朗も怪しい商売話を持ってくるし、
三男夫婦も何やら企んでいるようで・・・。

久しぶりに山本家に集まった6人兄弟とその周りの面々。
果たして次男は、無事結婚できるのか!?

山本 長男(Wキャスト)…深沢邦之 (Take2)/右近良之
山本 次男…冠仁
山本 三男…前澤航也(劇団レトロノート)
山本 四朗…渡部将之(円盤ライダー)
山本 五朗…碓井将仁(劇団レトロノート)
山本 光…生井歩

樋下田 昭子…冨田裕美子
永谷 蘭丸…野村修一

山本 千重…オカドミキ
松下 なつみ…横関咲栄
石橋 憲太…福田修司(劇団レトロノート)


黒澤 奏…中村公平(劇団レトロノート)
黒澤 響子…棚橋幸代


舞台監督/金安凌平 舞台美術/小林奈月 照明/小見順治 音響/鎌田釜
音楽/岩崎健一郎 衣裳/marie 宣伝美術/RetroDesign+1105design
演出助手/平井由紀+早坂朋笑 写真撮影/畑嶋信輔+松崎泰也+イワタナオ
映像/松岡寛 制作補/斎藤政希 受付/平野妙子+野上小夜子+狩野正仁
制作/遠藤童子(TEAM#BISCO) 企画・製作/劇団レトロノート

協力(順不同・敬称略)
円盤ライダー オフィスジュニア ガイプロジェクト クラウディア ZACCO
佐藤企画 サンビーム ファンファーレ playunitココカラ。 馬肉屋たけし
フォトワンスタジオ StudioVAD 帯瀬運輸 高津装飾美術
池田圭子 野原由理 errant パティスリーシャトン タウンニュース

■公演日時:2011年10月12日(水)〜16日(日)
■会場:中野 ザ・ポケット
■公演回数:8回
■上演時間:1時間45分
■補足:劇団創立足掛け10年目の公演。ザ・ポケット初進出。

photographs by Shinsuke Hatashima / Yasunari Matsuzaki / Nao Iwata

2001年にレトロモラパッドを立ち上げ、2005年に劇団レトロノートに改称しました。そうなんです。今年で足掛け10年目を迎えました。今回の公演は、ある意味10年目の『記念公演』なのです。でも、何か特別な事はありません。特別な事と言えば、10周年記念にオリジナルノートを作ったくらいです。

たかが10年、されど10年。思えば遠くへ来たもんだ。

前澤、碓井、福田、小林、岩崎。劇団員と共に歩んで来た10年。多くの客演・スタッフのみなさま、家族、仲間に支えていただき続けた10年。たくさんのお客様との出逢いに恵まれた10年。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。特別な事はしていませんが、感謝の気持ちは10年分です。

10年を迎えた2011年は、本当に様々な出来事が相次いで起きています。現在進行形で。2011年というこの年に劇団の節目を迎えたのには、何か意味があるのかもしれません。今はまだわかりませんが。

そんな今年の本公演は、とても愉快でハッピーな物語になりました。結局は原点に還ってきているんです。良いのか悪いのかは別として、『いつも通り』なのです。前進はしなければいけない。でも、忘れてはいけない事は、やっぱり忘れてはいけないんだなぁ、とふと思うわけです。

むずかしいことをやさしく やさしいことをふかく
ふかいことをゆかいに ゆかいなことをまじめに

取り留めのない文章になりましたが、お芝居を始めて以来、心の奥でずっと目標として居続けてくれている言葉です。敬愛する、今は亡き井上ひさしさんの言葉。僕は、いつかこの言葉の通りのお芝居が創れるようになるのだろうか、自問自答の日々。10年目の今、またこの言葉が心の奥からふわっと顔を出してくれた事に喜びを感じます。原点回帰。Back to the Basic。まだまだ僕は頑張れる。

新しい出逢いに感謝。再会に感謝。

代表:中村公平

10年目の節目の公演でした。

Take2の深沢邦之さん、右近良之さんという大ベテランのお二方を贅沢にもWキャストに迎え、旧友であり、同志でもある冠仁さん、渡部将之さん、棚橋幸代さん、横関咲栄さんにもレトロに初参加していただき、何だか10年目を迎えとても豪華なキャストとなりました。そして、今までレトロを支え続けて下さった野村修一さん、オカドミキさん、冨田裕美子さん、生井歩さんにもお力を貸していただきました。
本当に贅沢でした。

終演して、10年目の意味を考えた時、今回も含めこれまでご出演下さったキャストの皆さん、スタッフのみなさん、そしてご来場下さったお客様の顔が浮かびました。
このたくさんの『人とのつながり』が10年という時間の長さと、続けてきた意味を表しているのだという気がします。

2011年、とても辛い出来事が日本を襲いました。
日本人が、そして演劇人が必死で自分たちに出来ることを探してきた数ヶ月。
今、演劇に出来る事は何だろう、と。

僕らは何ら変わることなく、いつも通りハッピーで幸せな物語を作ることに決めました。正直、何をどうすればいいかなんてわからなかったから。。。

でも、全ての幕が降りて気がついたんです。
僕らが10年間創り続けてきた作品、これが『今』求められているのかもしれない、と。

ハッピーで幸せな物語、時には幸せすぎるのは「鬱陶しい!」とか「ウソ臭い」とか「気持ち悪い」なんて言われた事もありました。今後もきっと言われる事もあるでしょう。

でも、終演後お客様をお見送りしている時、みなさまのとびきりの笑顔と『久しぶりに幸せな気持ちになりました』という声を頂き、心の中の重くて暗いモヤモヤがほんの少しだけでもふと軽くなる時間になっていたのかもしれないと思えた時、やってきた10年の意味を感じる事が出来ました。

自分勝手な感覚なのだと思います。でも、やっぱり僕ら劇団レトロノートに出来る事は、幸せな物語を創り続ける事なのかもしれないと思えたのです。

僕らの僕らなりの『今、出来ること』。

日本人は、可笑しくて、可愛くて、優しくて、汚くて、一生懸命で、気ぃ遣いで、こズルくて、etc...そんな人間を描き続けていきたいと思います。本当にありがとうございました。

(文責:中村公平)


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